新ニーズに対する九州がんプロ養成プラン 新ニーズに対する九州がんプロ養成プラン

活動報告

「医学生・研修医のための腫瘍内科セミナー」を開催しました

内 容/

 

 2018(平成30)年7月19日(木)から21日(土)にかけて、神戸にて「第16回日本臨床腫瘍学会学術集会」が開催されました。本学会は九州大学が主幹となって運営された学会で、学会の最終日(21日)には「医学生・研修医のための腫瘍内科セミナー」を開催し、約60名の医学生・研修医の先生方にご参加いただきました。

 

 本セミナーは「新ニーズに対応する九州がんプロ養成プラン」が共催となり、九州大学・九州連携臨床腫瘍学講座の馬場 英司 教授が責任者となって行われました。医学生・研修医の先生を対象とし、腫瘍内科医となった先生の講演を聴講するとともに、実際の症例について検討し、腫瘍内科医に興味を持ってもらうことを目的としています。

 

 第一部では腫瘍内科医である3名の先生方より、腫瘍内科医としての仕事の内容や、腫瘍内科医としてのあるべき姿等について講演をいただきました。九州がんプロの卒業生である、中野 倫孝 先生にも登壇いただきました。第二部では専門医部会企画のケースカンファレンスへの出席、第三部ではグループに分かれての症例検討を行いました。グループワークでは、症例に対して真剣な検討と活発な意見・議論が交わされ、参加者だけでなく運営側も大変刺激を受けた有意義なセミナーとなりました。

 

 「新ニーズに対応する九州がんプロ養成プラン」では、今後も若い先生方への教育を通じ、腫瘍内科医の育成に取り組んで参ります。