開催報告:組織と地域ならびにがん看護専門看護師との連携-ライフステージに応じたがん患者支援のために-
平成29年10月15日(土)10:00より、久留米大学医学部看護学科講義室1にて、今年度の「久留米ネットワークの会セミナー」を開催しました。講師に大阪大学医学部附属病院 がん看護専門看護師 田墨惠子先生をお招きしました。セミナーには、ネットワーク会員や大学院生学生をはじめ、看護学科教員約20名が参加しました。
「変革者としての専門看護師の活動展開-Try and Errorの中で見えてきた課題」というサブテーマで、変革者としてのMind、変革するためのシステムの理解、CaringとEBM実践、CNSとして際立つということ、生活を支援するという視点の内容でご講演をいただきました。
また、セミナーの後には、講師を交えたディスカッションも行われ、まず最初は、田墨先生が管理者でありながら、CNSとしての役割をどのように実践されているのかについてお話しいただき、活動時間の確保の難しさや、システム作りについて等参加者から質問がありました。次に、どのように患者の強みを発揮できるような実践ができるのか、多職種にどのようにアプローチしていくと良いのか等を含めて活発な議論が行われました。
報告者 がん看護分野CNS養成 責任者 原 頼子